本のダイアリー

アクセスカウンタ

zoom RSS 下山事件 最後の証言(柴田哲孝 著、祥伝社文庫)

<<   作成日時 : 2007/09/24 15:24   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

平成17年7月に刊行された単行本に、その後著者の取材、あらたに寄せられた証言に基づき大幅に加筆された完全版とのことです。何といっても興味をひくのは「私の祖父は実行犯なのか?」というキャッチコピーです。下山事件とは昭和24年、国鉄総裁下山氏が三越で失踪したあと、常磐線の北千住、綾瀬間で列車に轢き殺されたという事件です。当時から他殺ではないかと言われていたが、真犯人も不明なまま迷宮入りし、戦後の大きな謎となっています。著者はジャーナリストですが、祖父「柴田宏」は戦時中は満州で軍属として暗躍、戦後は日本橋のライカビルにあった「亜細亜産業」という実はGHQの特務機関で働いていたという。その中心人物は矢板玄という右翼の大物であった。あるとき、著者は叔母が「祖父は下山事件に関係していたようだ」、という証言を聞き、調べ始め真相に迫ろうとします。下山事件は多くの人たちが調べ、本にしていますがこれまで真実が明かされたことはありません。この本の場合は、関係者の親族ということから、いままでなかった重要な証言が引き出され、掲載されたセピア色の写真も真実性はあります。さて、下山事件の真相は明らかになったのでしょうか。著者も書いていますが、この事件は登場人物が多いのが特徴で膨大な資料も残されております。膨大な資料が消化不良となっている点は否めず、もう少し簡潔に書かれていれば更に迫力が増したのではないでしょうか。日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞を受賞した作品です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
下山事件 最後の証言(柴田哲孝 著、祥伝社文庫) 本のダイアリー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる