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zoom RSS 悪霊 上・下巻(ドストエフスキー著、江川卓訳、新潮文庫)

<<   作成日時 : 2007/07/02 18:57   >>

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ドストエフスキーの作品はいずれも深い思想性を持っており、時々無性に読みたくなることがあり、今回はドストエフスキーの作品のなかでも「最も複雑な、謎めいた作品」と言われるこの作品に挑戦してみました。上巻の主人公は大地主のワルワーラ夫人のもとに居候しているステパン氏でしょう。彼は学者だったようで、かなり学識はあるのですが、彼の行動は普通の人とは異なり思わず笑いを誘うような人物です。ワルワーラ夫人の一人息子がニコライで全編を通じての主人公といわれています。もう一人の重要人物がピョートルです。彼はステパン氏の一人息子ですが、無政府主義者で下巻の主人公と言えます。上巻はステパン氏の話がかなりの部分を占め、やや冗長な感は否めませんが、下巻に入るとさまざまな事件が起こり劇的な展開を示します。悪霊とは聖書にでてくる言葉で悪霊が取り付いた豚が河でおぼれて、悪霊が去ると言うような意味のようですが、この本では何を意味しているのでしょうか。ニコライ、ピョートルでしょうか、彼らがでてくる背景となった共産主義でしょうか。この本では最後に独立した章として、有名な「スタヴローギンの告白−チホンのもとにて」が付いています。スタヴローギンとはニコライのことですが、彼がチホンという僧侶のもとで告白をするものですが、私はそれほどは感じませんでしたが、古来から衝撃的な内容として有名なようです。読み終えるまでかなりの時間を要しましたが、やはり一読の価値はある作品でしょう。
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悪霊 上・下巻(ドストエフスキー著、江川卓訳、新潮文庫) 本のダイアリー/BIGLOBEウェブリブログ
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