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zoom RSS 大川わたり(山本一力著、祥伝社文庫)

<<   作成日時 : 2007/02/17 15:58   >>

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「あかね雲」で直木賞をとられた山本さんが1994年に書かれた最初の長編とのことです。この作品はある文学賞の最終選考には残りましたが、惜しくも受賞は逃したとのことです。その後、編集者と手直しをして現在の作品になっているとのことですが、江戸情緒にあふれた傑作ではないでしょうか。主人公は腕のいい大工職人であった銀次です。この男、まじめな苦労人ですが、博打に手を染め、友達の職人まで引き釣りこみ一家離散に追い込んでしまいます。銀次も20両という借金を背負い込みましたが、地獄から抜け出そうと親分の猪之助と掛け合い、金利は棒引きにしてやるが、借金を返すまで大川を渡ってはならねえ、と言い渡されます。銀次はまっとうな人間になるため、道場に入りそこで剣の達人、正之助に出会います。それからは銀次のサクセス・ストーリーと推理・サスペンスが入り混じり、ドラマティックにストーリーが展開していき、久しぶりに一気に読み通すことができました。山本さんの作品を読むのは「あかね雲」に続いて2作目ですが、ご本人も人生経験豊かな苦労人とのことで、いずれも味わい深い小説です。また、時々テレビにも出演していますが、山本さんの落ち着いたしゃべりがいいな、と思っています。
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