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zoom RSS 時雨みち(藤沢周平著、新潮文庫)

<<   作成日時 : 2006/12/03 22:46   >>

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1981年に刊行された江戸市井もの短編集。全11編のなかでは、最初の夫に死に別れ、2番目の夫には離縁された不幸な武家の娘が回り道をしながらもようやく幸せをつかむという「山桜」、小さい頃に人攫いにさらわれ、貧乏のなかで育ち、ようやく職人の女房になった。実は金持ちの商人の娘であったことがわかったが、職人の女房として生きていくという「夜の道」が好きな作品です。他の短編は本当に人生の悲哀を感じますし、やりきれない気持ちにもなるのですが、この2つの短編は哀愁ただようなかにも、ほのかな希望が見え、著者の人間に対する暖かな視線が感じられました。この前に読んだ「春秋山伏記」とは藤沢周平氏の作品のなかではやや異色かと思いますが、この「時雨みち」は全編が藤沢周平節です。
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