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zoom RSS 空中庭園(角田光代著、文春文庫)

<<   作成日時 : 2006/10/22 16:08   >>

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空中庭園といえば古代バビロンにあったという世界七大不思議のひとつということで題名に惹かれて読んでみました。京橋家は夫婦、子供二人で団地に住んでいるが、妻の方針で家庭では「何事も包み隠さず」ということでやっています。しかし、実際はみな秘密を持って生活しています。6つの短編からなる連作集ですが、それぞれの短編が異なった人物の視点から書かれているところはおもしろい。最初の「ラブリー・フォーム」は娘のマナ、「空中庭園」は妻の絵里子という具合です。そして、各短編ともになぜか非常に重く暗いのです。この小説の一貫したイメージとして、著者が意図的に出そうとしているものでしょうが、ちょっと救いのないほど暗いと思いました。家族の持っている秘密はそもそも暗いものなのでしょうか。私も何度も途中で止めようかと思いましたが、そこは意地でなんとか読み終えました。ちなみに空中庭園とは妻が丹精こめて作っている団地のベランダの花壇のようです。さて、角田さんはご存知のとおり直木賞作家ですが、早稲田大学第一文学部出身とのことです。最近の早稲田出身の女流作家の活躍にはめざましいものがあります。今年度の直木賞受賞の三浦しおんさん、森絵都さんも早稲田OG。ちなみに、同時に芥川賞を受賞された伊藤たかお氏は夫君とのことですが、同氏も早稲田OBとのことです。
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「空中庭園」角田光代著、読んでみました。
&nbsp;「空中庭園」角田光代著、読んでみました。&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp;「角田 光代」の作品をはじめて読んでみました。「東野圭吾(ゲームの名は誘拐)」の時にも書いたけど、本当に「食わず嫌い?読まず嫌い?」で、彼女の作品を「読んでみようかな」と思ったのも、やっぱり図書館の予約リストの上位に彼女の「ドラママチ」がランクされていたから、「直木賞作家」と言う事も知りませんでした・・・。さて、読んだ感想なんですが、出だしの「あたしはラブホテルで仕込まれたこどもであ... ...続きを見る
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