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zoom RSS 八月の路上に捨てる(伊藤たかみ著、文藝春秋2006年9月特別号)

<<   作成日時 : 2006/08/16 18:48   >>

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文春今月号を買って、第135回芥川賞受賞作「八月の路上に捨てる」を読んでみました。脚本家を目指していますが、生活ができないため30歳過ぎになるのに、自動販売機の商品補充のアルバイトをしている主人公「敦」、敦と商品補充をやっているトラックの女性ドライバー「水城さん」、敦の妻「知恵子」の3人が登場人物です。敦と水城さんは8月の蒸し暑い日、新宿で2トントラックに乗り自動販売機の商品を配ります。水城さんはこの日でトラックを降り、事務の仕事に移る最後の日ですが、敦に「ところであんた、いつ離婚するの」とたずね、敦は離婚のいきさつを話し始めます。最初は知恵子が敦に脚本家の夢をかなえてほしいと働きにでたが、そのうち気持ちがすれちがうようになってきて、知恵子は精神的にも耐えられなくなってきてしまいます。離婚すると決めた後、二人でなつかしい出会いの場所をめぐり最後のデートをするところが私は印象的でした。水城さんも離婚経験者なのですが、再婚することになりトラック運転手から配置換えしてもらうことになったというようなところは蛇足のような気もします。短編小説という制約もありますが、話を盛り込みすぎているところがあり、少し消化不良かな、という読後感でした。題名も小説の内容からは違和感が残ります。今後の作品に期待したいと思います。伊藤かつみさんは既にマスコミで報道されているように直木賞作家角田光代さんの夫で、夫婦で芥川賞・直木賞をとったのははじめてとのことです。また、中学、高校の同級生に歌手の平井堅さんがいるそうです。
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