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zoom RSS 空中ブランコ(奥田英朗著、文藝春秋刊)

<<   作成日時 : 2006/06/04 12:22   >>

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NHK BSの週刊ブックレビューで取り上げられ、おもしろいと激賞されていましたので、遅ればせながら読んでみました。第131回直木賞受賞作品(平成16年度)です。精神科医 伊良部一郎と彼を訪れる患者との話なのだけれどまさに抱腹絶倒の話が満載です。まず伊良部という医者は体重100キロを超えるカバのような風貌で、なにかというと看護婦に注射をさせてよろこんでいるような変人です。彼のもとに空中ブランコで突然腰が引け飛び移れなくなってしまったサーカス団員(表題作)、とがったものは「はし」でも怖くなってしまった尖端恐怖症のやくざ(ハリネズミ)、医学部長の義父のかつらをとりたくなってしまう娘婿の医者(義父のづら)、サードに飛んできたゴロをとるとファーストへ暴投してしまうようになったプロ野球選手(ホットコーナー)など精神病に悩んでいる患者がきます。伊良部医師は彼らに対して、子供のような気持ちで天真爛漫に対応していきます。患者の症状はみな多かれ少なかれ持っているものでしょうし、おもしろいなかにもなぜか自分も癒されるような気がしました。面白すぎて、つい噴出してしまいますので、通勤電車のなかでは読まないほうがいいでしょう。伊良部医師のシリーズは第1作が「インザプール」、本書が第2作、「町長選挙」が最新作とのことで、また読んでみたいと思います。
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