本のダイアリー

アクセスカウンタ

zoom RSS さようなら、私の本よ!(大江健三郎著、講談社)

<<   作成日時 : 2006/05/04 10:29   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

本著は昨年9月刊行、大江氏の最新作ですが遅ればせながら読んでみました。「取り替え子」、「憂い顔の童子」に続く3部作の3作目となっていますので、前2作を読んでいないとストーリーがわかりません。大江氏自身とみられる主人公、長江古義人は前作で機動隊に扮した者たちの暴行を受け入院しているところからストーリーが始まります。椿繁なる古義人とは松山時代からの知り合いで建築家が、米国から日本に帰ってきて北軽井沢の別荘で隣同士で暮らし始めます。繁は若者を連れてきて、東京で高層ビルを爆破するテロを起こすことを計画、古義人はそれらを小説に書こうとして、計画に巻き込まれていきます。大江氏は小説のなかに外国文学者からの引用を行ってきましたが、本作ではT.S.エリオットです。「もう老人の知恵などは聞きたくはない、むしろ老人の愚行が聞きたい。不安と狂気に対する老人の恐怖心が」という詩を引用していますが、この小説のモチーフはこの詩からでているのでしょうか。やはり、ちょっとわかりにくい小説で前2作を読んでいてもよくわかりませんでした。ミシマ(三島)事件が前半にでてきますが、全体のなかでどのような位置づけになるのかよくわかりませんでした。また、古義人が「ロバンソン小説」を書こうとするところが出てきますが、ロバンソンとはどうもフランスのセリーヌの作品にでてくるようなのですが、浅学の私には何のことやらよくわかりません。どなたか教えてください。
画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
さようなら、私の本よ!(大江健三郎著、講談社) 本のダイアリー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる